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 2005年 山スキーの記録
yamayama.s.

 4月4日 吾妻連峰 大早稲沢山と簗部山

大早稲沢山から左の簗部山へと続く尾根。桧原湖が白い

西大巓と小野川源流部

簗部山へ

簗部山北東尾根
さて僕の名前は? チュ〜

 西吾妻の南西に位置する簗部山。吾妻の稜線から見ると、大早稲沢山から簗部山間の尾根筋は緩いアップダウンと雪庇が連続していて快適な尾根歩きを楽しめそうに感じる。

【日程】4月4日  天候:晴れ
【山域】吾妻連峰 大早稲沢山(1424b) 
【ルート】グランデコスキー場より大早稲沢山と簗部山を周回
【装備】ポケロケ165+G3 靴:T2
【データ】移動距離約11` 行動時間3時間20分

 いつもの朝寝坊で、グランデコスキー場に着いたのは予定より大分遅い時間。お決まりのパターンです。本日は効率優先として、リフト三本を乗り継いでゲレンデトップへ。10時10分、行動開始。

 14時までには戻りたいので、近道のつもりで沢を横切り尾根に出る予定だったが、湿雪に板が走らずに手間取り長めのトラバース。少しシールで登って滑り込んだほうが正解だろうが、仕方ない。オオシラビソの甘い香りに春を感じます。

 広い尾根に出ると気持ちの良いブナ林となり、板も走り出す。大早稲沢山手前の鞍部を目指すが、どこも同じ様な地形なのでGPSとコンパスで進路を修正しながらトラバース気味に下降。気持ちの良いブナ林が広がる平坦な鞍部で少し早いが一休み。

 シールで登ると大早稲沢山は一登りだった。11時5分、大早稲沢山山頂。西大巓が大き見えて展望は良い。時間が気になるので写真だけ撮り簗部山へと南に伸びる稜線を進行。歩きやすい雪庇をルートに、幾つもの小ピークを越えて行く。風は無く暑い。

 西と東に落ちる白い尾根筋はどれもスキーの登下降には快適に見える。湿雪にシールの抵抗が重い。簗部山への登りは尾根上に大岩があるので右から巻いて山頂へ。12時、簗部山山頂。白い小野川湖と磐梯山の眺めが素晴らしい。小さな雪庇の弱点より、北東に落ちる尾根をルートに小冷水沢を目指す事にする。ルート取りは現場の雰囲気で効率重視の選択の予定。

 シールを剥がして滑り出す。雪は重いが楽しい、広い尾根をゆったりテレマークターンを楽しみながら下降。途中でモグラの子供みたいなネズミを追いかけて遊ぶ、ヤマネかとも思ったが少し違うかも、可愛い。小沢が交錯する1090b小冷水沢で再度シールを貼り、デコ平を目指して歩き出す。広い尾根に上がり高度を上げてから小野川へと向かい、斜滑降で降りる。

 沢は水流が出ているが、横断に問題は無い。さらに緩い尾根を越して不動沢を横断。少し登るとスキー場へと至る林道の道形に出合う。ここで一休み。滑らない雪のせいか、長く感じる林道を歩いて凸凹スキー場のゲレンデ下部に出る。後はワックスの切れた板を走らせ、加速。腐ってもポケロケ、安物板には負けない。(大人気ない) 13時30分、グランデコ駐車場。

 時間的な余裕があれば、不動沢駐車場付近から往複したほうが山スキーらしいツアーが堪能できたように思います。西大巓山頂からラインを繋げても良い。曽原方面からも面白そうに感じましたが、次回また訪れる機会があれば。ですね
500b

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