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 2005〜08年 F1とTLT
yamayama.s.
 5月15日 軽量化にはまって日記   05年〜07年


スカルパのT2とF1は一見良く似ている。F1は軽さが売り、シェルも薄く靴底も薄い、インナーはフィット感は良いが耐久性の方は少し不安あり。アイゼンは手持ちのワンタッチは付けられない。
 
コンパネを切って貼り付けた手製のプレート。クトーはクライムサポートを使わないと靴底が浮いてしまうが実用上は問題は無い、と思う。
 
テレ用のヒールプレートをビス留めした。靴底の下に少し空間があるが問題は無し。



 鳥海で。ツボ足での固い雪面のトラバースやキックステップはテレ靴と同じく苦手。急斜面の登りでは6本爪の軽アイゼンを使用してみたが相性は悪くなかった。
 足首の自由度が大きいので車道歩きはその軽さと相まって歩き易い。


 
06年、TRABで出しているこのようなパーツを付けてみました。さっそく、古いトップフィックス式のシールのテールをカットして貼り流しタイプに変更してみました。実際にシールを剥がす時には、赤い取っ手状の部分を引っ張るとゴムが伸びて簡単に剥がす事が出来ます。レースでは無いので、板を付けたままでシールを剥がしたりはしませんが、練習すれば、瞬時に剥がしてポケットに収納して滑り出すことが可能な模様です。

 ゴムと金具で留めるだけの簡単巧妙な作りです。実際に使用してみると特に問題も無く、価格が手頃な事もあり、お奨めできる一品です。パタパタと歩いていると、トップがかさなったり、踏んづけたりして金具が外れる時もたまには有りますが、手で簡単に戻す事が出来ますし、シールの剥離につながる事は有りませんでした。ただ、純正なので他メーカーのシールや太い板への相性は不明ですが。

 秒単位のタイムを競う競技には必需品でしょうし、山スキーでも作業の単純化やスピード化は必要な事です。


 07年に購入した、山用板リリック用のシールにもこのパーツを付けて見ました。TRABに使用の物より幅がワイド(80_)で、一応は太い板用です。リリックはトップが118_のセミファット、トップ形状も丸みがあり、金具(イージートップフィックス?)の引っ掛かりが浅いのが気になる所でした。現場では、たまに外れる時も有りますが、それ程気になるレベルでは無かった。

 ついでにシール。G3のシールは初使用ですが、グリップも滑りも良くて使用してみての感想は意外に良かった、てな感じです。ほぼ同サイズのポケロケ用のグライドライトと較べても、歩行時のシールの抵抗は明確に少なく、長い林道歩きなどはその幅の割には軽快感がある。不安のあった糊の強さも問題は無いのですが、来年以降には問題が出てくるかも知れません。最近行った吾妻では部分的にテールの剥離が発生、問題になるほどでも無いが、帰宅してからさっそくテールだけ糊を足し塗りしておきました。シーズン終了時には全体に足し塗りをした方が安心かも知れません、ね。


<気になるTLT>
 今まで、山板のビンディングはディアミールで何となく満足していたが、四月に行った栂池の山岳レースでは軽量なTLTを始めスカルパF1やレース用の板デュオ、そして脱着の早いシール等は今までの山道具への固定概念を変えるインパクトを与えてくれた。

 たまたま、山スキーを始めた時に購入したTRABのアエロを在庫していが、この板は購入当時TRABの板の中でも最軽量な物だった。ビンディング(ディアミール1)が古く、壊れそうな事もあって倉庫の中にしまい込んでいた。

 ブーツも手持ちのダイナフィットを活用して、ビンディングがTLT、ブーツはダイナフィット、板はTRABアエロ、の軽快セットで組み合わせてみた。お試しセットと言う事で、新規にTLT(コンフォート)のみ購入してみた。

 早速、4月25日に駒ヶ岳で使用してみた。前日の積雪でラッセルもあり、タイム的には特別早い物では無かったが、使用頻度の高いTRABシンテシ+ディアミールFRよりは明らかに軽く軽快な登高を実感できた。

 ビンディングとブーツの支点がディアミールより手前に来ているので、小さなアクションでスムーズに足を運べるのが気に入ってます。リターンスプリングが無いので階段登高は苦手です。それ以外はキックターン等含めて問題はなし。調子いいです。

 板とビンディングのセットで実測1500グラムはカタログ値と比べ重めの値だがこれも良く有るギミック。でしょうね。軽量なシンテシも比べるとズシリと重く感じます。ブーツの方は確か1400チョイだったと思うがこれも登山用のプラブーツに近い軽さ。

 とにかくこの軽さは一度味をしめると手放せない。厳冬期には装着や登高時の作動に不具合等も指摘されているようだが、来シーズンは早速に雪の深い時期に試して見たいと今から考えています。

 滑りのほうは、まず、ビンディングは通常の滑降では壊れたり誤作動をおこす心配は無いようですし、装着等も慣れれば簡単です。ブーツはシェルが柔らかくホールド感が無い事もあり、その辺はお互いに無理の無い無難な滑りで対応するしか無いですねぇ。

 センター幅が63_の板は残雪期のザラメであれば良いが、悪雪や新雪ではやはり無理の無い昔ながらの低速ターンで対応するしか・・・自分のテクでは。でもナローな板なのでアイスや未知な急斜面では大変に信頼のできる板です。

 何だかんだと言っても結構気に入っています。残雪期のスキーはこれで決まりですね、もう重い道具で山に入る気にはなれません。
 
<ついにF1へ>
 ある日の事、ダイナフィットのインナーを不注意から紛失(ガチョーん!)。サーモインナーは高価な事もあり、熟慮の末に憧れのスカルパF1の購入を決定してしまった。それでもダイナフィットのシェルには同サイズのノルディカのインナーがぴったりと合い代用はできましたけど。でもノルディカはゲレンデ滑走用なのよね。

 F1はカタログ値では1200cとあるが、実測は1360cもある、この辺は何時もの出来事。まあ、軽い事には変りはなし。使ってみるとつま先のベローがテレブーツ以上に良くしなり、足の筋肉全体を自然な感じで使えて効率が良い感じ。TLT用に開発してレースでも使われるF1は使ってみたら想像以上に良く満足。歩きも滑りも噂通りでした。問題は価格ですね。重さは皮製の登山靴だと平均1000c前後が多いと思われます。

 滑降時も脛の締め付けは調整範囲が広く、強く締めると足が痛くなる位だから滑りも悪くは無い。後ろのワンタッチ式のバックルが良い働きをしているようだ。ただ靴底がしなるので、靴底に当てるプレートが無いと踏みこんだ時に靴底がたわんでフィーリングが悪い。ふなふな〜

 そこで、板に15_厚のコンパネを切って瞬間接着剤で付けてみたが、登高時に何時の間にか剥がれてしまった。そこでそこで、またまたお世話になってる某販売店でプレートを探してもらう。無理を言って。テレ用だが不要のプレートをビス留めしてもらった。だいたい良い感じで仕上がったので次回にでも使ってみたい。

 そんなある日、某販売店から在庫品でサーモインナーを格安で譲って頂ける話があり、即購入してダイナフィットのブーツも無事に現役復帰できた。F1はベローが曲がるのでキックステップが効かない弱点があり、やはり通常の軽量兼用靴もほしい所でした。なにより高価で、新しいF1はこの時期に酷使はしたくない。


<プレート>
 滑りのフィーリング向上を目論み、少し遅れてアエロに取り付けたプレートの様子見を兼ね、鳥海山へと滑りに出かけてみた。滑ってみて、板に付けたプレートはこれと言った違和感(印象)も無く何の問題も無し、ごく普通のスキーで滑るフィーリングでした。

 それでもスピードに乗って瞬間的に負荷がかかると靴と板がたわみ少し不安になるときもありましたが、ビンディングの誤作動も無くこれも大きな問題では無い。軽量化に目をつぶれば納得できるレベル。緩斜面を流していると板と靴がしなるのが手に取る様に、いや、足に感じ取れます。ユニークな道具です。板と靴のしなりを感じながら滑るなんてのも結構乙なものですね。

 F1のブーツの箱に入っていた薄めのプレートが有りましたが、中途半端な厚みで何となく手付かずで未使用でしたが、その中途半端なプレートが案外と無難な選択のような気がしてるこの頃です。機会があれば板に取り付けてみようかと考えてます。
<二年目のTLT> 
 軽量と歩きやすさで試しに購入してみたTLT。そのメリットを考えれば多くは望めないでしょうが、二年ほど山スキーをメーンに使用してみると、気になる部分もある物です。06年

@ クライムサポートは後ろの金具を回転させて高さを調整するのですが、登高状態ではその金具がなぜか、くるりと回転してしてしまう事がある。以前はそれ程でもなかっが、最近は二段目三段目を問わず首が勝手に回転してしまい、直すのも面倒なので、クライムサポートは使わない事が多い。いくらF1プラスTLTのコンビでも登りでクライムサポート無しは少し辛い物があるが、果たして自分の金具固有症状なのかは不明。

 そんなある日の事、ビッグフット(販売店)のH氏から金具の解放値が低いのではとのアドバイスがあった。そこで、07年購入のリリックに付けたTLTスピードで試してみた。今の所はクライムサポートに問題は無くなった。コンフォートも改善されて問題は無い。ちなみに解放値はマックスの10弱でネジを一杯に締めてから少し戻しています。10と言ってもディアミールの5程度の強度で、もう2ランクアップくらいのバネの強さが欲しいところです。慎重な滑りが基本の山スキーではともかく、欲望のままに深雪でスピードを求めるには解放値が低すぎ、板が勝手に外れてしまっては楽しめない。ゲレンデの圧雪等、負荷の少ない滑りなら問題は無し、ですが。解放の軽さ、これもレース用の需要でシール装着時のスピード化を狙ったものかも知れれませんね。そのスピード?。

A つま先部分を固定する金具の開放値調整が出来ない。滑降時の使用には問題は無い、しかし、条件によって歩行モードで滑る時もある。この状態では解放がロックされると思っていたら、ドーンと衝撃がくると案外簡単に解放してしまう(誤作動)事を発見。逆に言うと、外したくない時でも想定外に解放してしまう時もあると言うことです。

 まあ、TLTのメリットを考えると、製品としてのバランスは良いほうだと思います。ディアミールもTLTも道具の事を考えてソフトに使用すれば問題無しの一面もありますが、それでは遊びの満足度もスポイルされてしまいます。次回の購入を考えると、TLTのレース用のシンプルな物が良さそうに感じます。でも、仮にハイパワーな太板に付けるとすると強度的に辛いかもしれません、ブレーキも太板用のが無いのは、それなりに理由があるようにも思います。それと解放値は強くても弱くても、その数値程は幅が無いような、普段は6位で設定しても問題ないし、普段でなくても問題はありませんが。軽量バネの特性なのでしょうか、作動がタンパクな感じです。

 もう少し重くても良いから滑り重視のTLTなんて出ないもんでしょうか。気に入った板は長く使いたいのですが、トラーブの板などは金具を三度も交換しているのですが(ディアミール×2とTLT×1)、投資総額を計算すると愕然としてしまいます。

 08年1月 TLTスピードとTLT4PROツアーライトテック


  
ヒールプレートが2枚になったリリック。
滑走時でも靴と板との隙間は少なく、いい感じで付いています。勿論F1使用でも問題は無し。

 山道具Uでも紹介していますが、TLT4PROのインナーに穴を開けてみて、これが結構具合が良くて自己満足しています。しかし、レース用F1のタイトな履き心地は長時間の行動では靴擦れ等の原因にもなってしまうのが悩みの種。それ以外の歩きと滑りに関しては気に入っているだけに、行動時間が長い時の山スキーの使用には問題を感じています。

 どちらの靴もサイズは26ですが、昔履いていたTR9が28aで、これに若干パッドを詰めてやると、ゆるゆるながら、も歩きも滑りもフィーリングはバッチリでした。今後はサーモインナーでも27aを選択したほうが歩きは良いかと考えています。


TLT4PRO、現在は穴がもう少し拡大してます。

 昨年購入したブラックダイアモンドのリリック、この板にTLTスピードの金具とスカルパF1のブーツを合わせていたのですが、ちょっと気なる事があった。ラッセル時の歩行モードではブーツの開口部が大きいF1とインナースパッツのなじみが悪く、靴の中に雪が入ってしまう。バックルを軽く締めれば良いのでしょうが、そうすると普通の兼用靴に近い感じとなってしまうのです。昨年はF1の出番も多く、見た目に傷も増えて少しくたびれ感もあるスカルパF1。リリック用にはもう一つブーツが欲しいとは考えていた。

 そこで今シーズン用のサブとして、型は古いがTLT4PROツアーライトテックを購入してみた。このブーツ、ソール長はF1とほぼ同じなのですが、フロントの金具がくわえるとブーツの穴の位置がF1とは数ミリ違うので調整が必要。しかし問題が、後ろの金具の前後の調整幅は少なくて、一杯に前に出してもぎりぎりな感じで、あと数ミリ前に出せればベストなのですが。おしい。現状は後ろの金具の爪の引っ掛かりがメーカー指定より甘い(浅い)状態です。金具を外して位置を前にずらせば良いのですが、微妙な位置関係と言えます。めんどうだし。ここは割り切って、TLT4PROはリリック専用と考えたほうが良いかもしれない。

 もう一つ問題が、F1用にプレートを入れているが、これがTLTでの歩行時、クライムサポート不使用の状態ではTLTのブーツの踵が浮いてしまい、金具にストレスがかかってしまう事(最悪は葉損の心配)。板のたわみと跳ね返りのバランス等を考慮し、プレートをもう一枚追加してみる事にした。ビッグフットにお願いして、丁度良い手頃なテレ用のプレートを踵の下に追加。まだ現場では使用はしてないが、見た目に問題は無さそうで、内心は一応成功かと思っている。

 やはりブーツと金具はある程度は固定しておいた方が良いですね、当然。まあ、いじる楽しみみたいな物もありますが。TLT金具の場合はブーツや金具のチョイス次第では調整が必要になる時もあるようです。

 セミファットのリリックと靴TLT4PROの組み合わせは積雪期で、残雪期は細板アエロとF1のコンビ、この辺りの組み合わせで暫らくは落ち着きそうです。

 07年製のコンフォートですが、歩行モードでのロック機構に一部製品上の問題があったようで、対策としてメーカーからワッシャーが販売店に送られているようです。ロックレバーの付け根にあるビスにワッシャーを入れるだけですが、対象外の自分のスピードもロックレバーの調子が悪く、ワッシャーを一枚追加してみました。

 思ったよりも少し厚めな感じのワッシャーを入れる事により、以前よりレバーの作動はスムーズになった。3ノッチが4ノッチで(カチカチ音)で歩行モードのロックとなり、確実なロックが期待できます。(注)完全なロックでは無い