×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。


トップページ 山スキーの記録 山歩きの記録 ときどき日記 プロフィール
. 写真 ルート図
 2005年 山スキーの記録
yamayama.s.

 5月8日 鳥海山 湯ノ台から新山

八丁坂付近からの雲海 月山の頭が浮かんでる

大清水方向

山頂近くで

新山山頂からの北面とルート

新山 千蛇谷へ登高中

外輪へはこの辺りから登れそう

時間の掛かった稜線への登り

お疲れ様

 4月末に月山から見た鳥海山は真っ白で、その姿は目に焼きついていました。千蛇谷を含む北面はまだ行った事が無く、何時かは訪れてみたいと考えていた。今回は歩き重視の新しい靴と金具、それに少し古いが軽量の板と、春の鳥海で軽快に歩き回る為にはピッタリの道具で出かけてみました。道具の慣らし運転を兼ねて。

【日程】 5月8日 天候:晴れ
【山域】 鳥海山 (2236b)
【ルート】 湯ノ台→伏拝岳→新山→北斜面→伏拝岳→戻り
【装備】 板:TRABアエロ180+ダイナフィットTLTcomfort
     靴:スカルパF1
     クランポン:6本爪EXJ(お試し)

 湯ノ台の登山口へと続く道路も大台野の放牧地を過ぎて間もなくで雪が現れる。結構な数の車が並んでいたが、途切れがちな残雪に深い轍を刻みつつ前進。14年目のランクルにあまり負荷はかけられません、まだ行けそうだが700b付近まで来て車を停めた。

 天候は冷たい風が吹き、ガスで視界も良くない。この分では山頂までは無理な雰囲気。気乗り薄だがゆっくりと準備を整えて出発です、5時15分

 残雪が断続的に現れる道路をたまにショートカットしながら15分ほど進行すると雪が続くようになってきた。いつもならツボ足で歩くところですが今回は期待の軽量足下装備。シールを貼って歩き出すことに。始めの頃は下枝がうるかったが、少しづつ傾斜が出てくると切り開きが現れ歩きやすくなる。固く締まった雪も板が良いのか雪が良いのかシールの食いつきは良い。急な部分もどんどん直登で進む。

 F1は足の運びが自然な感じ、スムーズで快適でした。兼用靴とは違い、足の筋肉全体を使い登高するので軽快な事と合わせて体感速度はかなり速い。山岳競技で実績があるのが理解できる。テレマークと兼用靴の長所が融合してるが、目的がはっきりしてるだけに細かな欠点も発見できた。その辺は長くなるので別記で。

 ブナ林を抜けて滝ノ小屋も近くなると雲海を抜け出して快晴のお天気。やはり斜面の雪は雪解けが進んでいて例年並に近い残雪に見える。伏拝岳へと登り続けるが、この分なら北面も充分行けそうです。初使用のクトーを使用してみるが雪質のせいか効きは今ひとつ。最後は板を担いでキックステップで稜線に立ったが、靴先のベローが曲がるのでキックが甘いですね。

 9時5分、伏拝岳。強めの風に煽れながら途切れがちな夏道を歩き、七高山の分岐から新山へと向かう。一旦下ってからトラバースするが、雪面が固くてキックステップの効かないF1に少し緊張しつつピッケルを出して慎重に抜けた。


小屋付近

中央が伏拝岳

 10時、新山山頂。大岩が目立つ山頂の岩陰で風を避けて少し読図休憩。当初は千蛇谷の滑降も視野にいれていたが北斜面の方が傾斜がある分面白そうに見える。山頂から真北に降りるルートは雪が付いているようなので滑る事に決定。板に貼り付けていたコンパネ加工の特製プレートはとっくに剥がれて紛失していた。

 滑り出す。火口壁側の沢筋 (赤川源流)へと下るがこちらは岩が出ていて下降には不向き。左岸の広いオープンスロープをミドルターンで快適に下降。プレートが無いと靴底がしなり何となく落ち着かないが、滑りそのもにはそれ程影響はなし。2バックルのF1は脛の締め付けも充分で滑り応えは期待以上、強く締め付けると痛みを感じる程だった。ポイントを押さえて軽量化されたF1の滑降性能に満足。


伏拝岳から新山

登り返しルートから新山

 登り返しもあるので傾斜も落ちてきた尾根末端の1400b付近、二俣手前で終了とする、10時30分。千蛇谷方向にもルートを取れそうなので巻気味に登高して千蛇谷を目指す。稲倉岳や千蛇谷の眺めを楽しみながら歩いて谷底へと進行。遠くに慎重に谷へと降りてくる登山者グループがいたが、人を見かけたのは本日初。人気の山域なのに珍しい事です。

 下から見上げる火口壁は見事で、外輪の上から見るのと違い結構スケールがある。稜線は風が有るのでできれば直登したいところです。なんとかスキーで登れそうな斜面に見当をつけ、斜上して外輪山を目指す事に。二度山頂方面に行くのも何なので。

 登るにつれ傾斜もきつくなり、スキーでの登高は難しくなってきた。きれいに崩れた雪庇の手前で諦めて板を担ぎ、軽アイゼンを装着。グサグサの雪に少しハラハラしながら、ダブルアックス適な四足スタイルで稜線に立つ。結構スタミナと時間をロスしていて、外輪の縁に立つまで一時間少々を要した。素直にノーマルルートを行けない私です。

 30分程ツボ足で登高して伏拝岳に着いたのは、13時5分。山頂の下から滑り出すがじきに雪が消えてしまった。滑降ルートを一本間違えた様です、板を脱いで僅かに藪を越して往路に戻り再度滑降。鳥海らしい快適滑降は天候にも恵まれ充実した山行を楽しめた。14時10分、出発地点に戻り。

滑降高度は2100bでこの時期ならでは、ですね。

滑降終了地点から

苦心?のプレート
トップページ 山スキーの記録 山歩きの記録 ときどき日記 プロフィール