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5月1日 大日杉より飯豊山 | |||||||
![]() 地蔵岳1538㍍ ![]() 地蔵より飯豊山とおむろの沢 ![]() おむろの沢より地蔵岳 ![]() おむろの沢二俣と中尾根 ![]() 飯豊山山頂 ![]() 御秘所沢と草履塚 ![]() 大又沢より地蔵岳 ![]() 大日杉への下り 見た目程でもなく横から |
大日杉から飯豊山を往複してみました。もう少し雪の良い時期に飯豊の山スキーを楽しみたかったが、今シーズンは少し時期を逃してしまったようです。 【日程】 5月1日 天候:晴れ 【山域】 飯豊山 2105㍍ 【ルート】 大日杉より飯豊山(本山)往複 【装備】 KIKIスノーブレード98(メーカー不明のバッタ品) 靴:ダイナフィット(なぜかインナーはノルディカ) 大日杉登山口より出発、4時30分。山板も持参したが一応現場での判断でスノーブレード(ミニスキー)を選択、板をザックに付けてツボ足で歩き出す。朝から気温は高く暑い位、山頂までの間に13度から15度位の温度。雪も柔らかくて歩きやすいが念の為にアイゼンは最初から装着。 ザンゲ坂から水場近くまでは尾根の雪が消えていて僅かだが夏道を歩いた。アイゼンのセッテングが悪かったのか外れてしまったので以降はアイゼン無しで登る、軽くキックステップが決まるので問題はなし。古いトレースが付いているし視界も良好なので登高に専念できます。
水場から上は積雪も安定して快適に歩けた。だまし地蔵も近くに見えるが中々遠い、焦らずにマイペースで進行。だまし地蔵のピークを越して滝切合付近で一休み、付近の展望を楽しめる。6時45分、地蔵岳。ここまでは順調に進行できたが、ここから先、飯豊山へのルートは幾つかの案がある。山頂から沢に降りて、おむろの沢から飯豊山へのルートが一番近いが、何とか使えそうな気がするが、さて。 山頂に幕営していた登山者グループを見送ってから板を付けて滑り出すことに。それにしても特大サイズの幕だこと、宴会山行? 北側の斜面はガリガリで思ったより急、短い板が暴れるので慎重に下降。狭い谷筋をゆっくりと確認しながら、約400㍍の高度差を滑ると大又沢と出合い沢床に降りた。デブリは少なく想像したより険悪ではなかった。 おむろの沢出合いまで少し下るがアップダウンがあり歩いた方が早い位、一箇所水流が出ていたので慎重に通過するが水量は豊富です。7時10分、1130㍍二俣で板を脱いでアイゼンを装着。アルミアイゼンで軽量なのは良いが調整をかなりきつ目にしないと外れてしまう、再調整等をしてたら時間がかかってしまった。使用するブーツが多いのも一因か 沢筋をルートに歩き出す、気温は高いが雪は比較的安定しいて斜面も荒れてない。幅が広く緩斜面が続く沢筋を詰めるが、左岸尾根へと突き上げる沢が安定していて登り易そうに見えた。リスクの低そうなこの沢形をルートに詰めてみる事にしましょう。 暑さにバテながらも単調な登りをこなし、ようやく尾根に上がると傾斜も落ちてくる。広く開放的な尾根上で大の字になってひっくり返った、風があり心地よい。広大な斜面の先に本山小屋があるはず、もう少しです。上の方からおむろの沢を観察するが傾斜は30度未満程度で飯豊の中では手頃な感じの沢。まあ、おむろの沢の確認も出来たので、今回は御秘所沢を滑ってみることにしましょう。 10時、本山小屋。ここでアイゼンを外して空身で山頂を往複する事に、しかしアイゼンが外れない、こんな時はアイスバイルが便利。(こわれそう) 10時20分、飯豊本山。こんなに穏やかな山頂は久し振り、写真をバチバチ撮って少しゆっくりする。くさいぐら尾根の下部は雪が消えてしまった様に見える、この時期ではもう遅いのだろうか。 大展望を楽しみ小屋へと戻り装備を回収。御秘所沢の滑降を目指し一ノ王子付近で滑降準備、一休みしてから滑り出す。稜線付近は砂や石で快適では無いが高度を下げるにつれ雪も良くなり快適に滑降。穏やかな沢も下るにつれ谷の幅も次第に狭くなってくると二俣で御沢と合流。古いデブリが波うち下降も推進が入る様になり予定より早めに右岸の尾根に取り付く事にする、11時10分。 夏道のある尾根に上がり幅の広い雪庇を利用して地蔵岳へと歩く。12時30分、地蔵岳へ少し登り適当な場所で滑降の準備をする。山頂はパスして、トラバースでだまし地蔵までショートカットを試みてみましょう。白い板の滑走面は黒く汚れていて滑らないのでトラバースも効率が悪い。首尾よくだまし地蔵を通過すると往路を戻り、大日杉へと長い尾根の下りとなる。
雪が柔らかくターンは快適、太いブナの木々の間を短い板で自由自在に抜けて尾根を下ります。調子に乗ってたら途中で雪が切れ、登り返したりして飽きない下り。一部夏道を歩いた他は登山口まで滑る事ができ満足。13時25分、大日杉戻り。 滑降高度2100㍍と天候と雪に恵まれマズマズの山行を楽しめました、時間に余裕があったら大日岳も考えていたのですが、残念ながらまた次回の課題にでも。
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