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. 写真 ルート図
 2005年 山スキーの記録
yamayama.s.

 4月24日 会津駒ヶ岳と大戸沢岳

駒ヶ岳山頂

山頂より御神楽沢源流

駒ヶ岳山頂方向

御神楽沢を下降

1750b付近の滝

大戸沢岳で

下ノ沢源頭部@

その下A

源六郎沢出合い1420b

駒ヶ岳と源六郎沢

 駒ヶ岳周辺にはスキーに適した斜面が連なり、毎年のように訪れている。以前から周辺の沢と尾根を継続して一中日滑りまくりたいと考えていた。手持ちの古いTRABの板に軽量ビンディングTLTを付け、早速に様子見を兼ねて出かけてみた。因みに板とビンディングのセットで重さは1500c。

【日程】 4月24日 天候:晴れ
【山域】 会津駒ヶ岳(2133b)
【ルート】 駒ヶ岳登山口→駒の山頂→御神楽沢→大戸沢岳
    →下大戸沢1020b→大戸沢岳→下ノ沢→登山口
【装備】 板:TRAB アエロ180+ダイナフィットTLTcomfort
     靴:ダイナフィット

 登山口に少し早めに着いたので車の中で休んでいたら、夜明け前だと言うのにもう登り出す山スキーヤー達がいる。空も明るくなって来たのでこちらも出発準備。4時45分、登山口よりシールで歩き出す。

 確かにTLTは軽快で歩きやすい。ディアミールも軽量なので感激するような軽さではないが、焼直したサーモインナーへの足の納まりも具合いも良く、取り合えず順調です。林道からいつもの左の沢に進み、間もなくで先行者数名を追い抜く。数日前に積雪があったようで雪も多く通常のルート取りでアンテナの立つ尾根上に出る事ができた。

アンテナ付近には前日のトレースが

 古いトレースには新雪が積もりシールの効きは悪い。トレースが新雪に隠れるようになると浅いラッセルが続きペースも遅れ気味な印象。森林限界を越えると快晴の下、目指す駒ヶ岳や周囲の山々の展望も良く、真っ白な峰々の写真などを撮りながら気持ちよく進行。

 積雪も40〜60a程度あり急斜面での雪崩れの心配はある。8時10分、冷たい風の吹き荒れる駒の山頂。足下はTRAB&ダイナフィットの軽快トリオだが、タイム的には特別早くは無い。少し頑張って登ったのに (^^; 気温は−3度、寒いので急いでシールを剥がし御神楽沢を目指し滑り出す。予定では、中門岳への尾根上からオープンスロープを狙い滑降するつもりだった。とにかく寒いので、いったん風を避けて大雪庇の下に逃げ、さらに斜面を快速でトラバースしながら美味しそうなルートを探す。

 適当な尾根を見つけ大きなターンで降りるが、細い板にソフトシェルのブーツなのでそれなりに板が許容できる範囲内で滑るしかない、豪快な滑降などは望むべくも無い。雪質は重いが雪崩れの危険の少ない斜面を快適に滑り沢床へ。沢筋を少し下ると1750b標高点付近で滝の音が聞こえてきた。谷の側壁がいやらしいが、右岸から慎重にトラバースで巻く。滑滝が露出してた、いくら積雪は多くても気温は確実に上がっている。

 間もなくでムジナクボ沢1595b二俣に着いた、8時50分。ここで休憩をしてから大戸沢岳を目指しシールで登り出す。沢の中は不確定要素があるように感じたので、ムジナクボ沢の左岸尾根を大戸沢岳へと詰める。浅いが重いラッセルに嫌気がさした頃ようやく平らな頂上へ着、10時40分。風の無い穏やかな山頂でゆっくり滑降の準備。

 雪質に少し不安があったので桑場小沢と中ノ沢の間に落ちる尾根をルートに下る事にする。滑り出しは広大なオープンスロープ、軽いクラストの雪質に過敏な反応の板を騙しながら大きなターン弧を描き目標の尾根を目指し滑り落ちる。

 広い尾根上を真っ白いスロープがどこまでも続き快適、雪は重いがそこそこの傾斜があるのでターンも楽。目標の下大戸沢1000b二俣も確認できた。疎らなブナ林の中に入ると間もなくで桑場小沢の沢床に降りる。グサグサになった雪の中、沢筋を二俣まで滑り滑降を終了、11時20分。下大戸沢は水量豊富で沢筋にこれ以上下る気にはなれません。


下大戸沢との二俣付近

桑場小沢右岸尾根

 ツアールートに使われる下大戸沢右岸尾根を目指しシールで取り付く。無風快晴で気温は高く息が上がります、腐った重い雪に足もつりそう。尾根に上がると団体さんと思われる深いトレースがあり有り難く利用したが、楽ッス。何人ものスキーヤーが降りてくる人気ルートの山日和。やがて尾根も広くなると傾斜もきつくなり体力的につらい、水も残りは少なく喉はからからで日干し状態です。登りペースも大幅ダウン。下山したら自販機に直行を決意

 14時35分、再度登り返しの大戸沢岳着。雪原で暫らくひっくり返りダウン、風が心地よい。気を取り直して滑降準備、ビンディング操作に慣れが必要。下ノ沢源頭で簡単に雪質をチェック、大きな問題は、多分無い。左の樹林の近くからエントリーしてみましょうか。クラストした雪は比較的安定していて真ん中のインゼルを目標に下降、クラスト気味で滑り易い。

 下の方は古いデブリや新しいデブリが散乱してる、雪が柔らかく見た目程でもでも無くデブリの中を滑れたが、足が疲れます。1420b二俣、15時5分。ここから駒ヶ岳登山道のある尾根を目指しシールで登る。板が沈む湿雪だがシールの効きは良い、日陰のクラスト部分を選ぶように登高。傾斜が落ちて暫らく歩くとシュプールで荒れたツアーコースに合流。

 下ノ沢より尾根へと登り返す

 荒れた尾根を外しながら下降。この時間でもまだ苦労しながら下るスキーヤーがいたが、出発時間が遅かったのでしょうか。デブリで荒れた沢筋をさけて林道を滑走して登山口へと戻った、16時40分。累計の滑降高度は3000bで、チョットしたヘリスキー並みと言ったところか。


 
 登山口で帰り支度をしてたら民宿の主人に声をかけられた。客の5人の山スキーヤーがまだ戻らない、云々。そのような方は見かけなかったが、何となく気になりますね。

 そう言えばアンテナ付近から竜ノ門の滝駐車場へと下る斜面にシュプールが付いている時がありますが、こちらは雪が安定してないと雪崩れの危険性が高い沢でデブリが散乱してる時もあります。下部で雪が切れると急なだけに効率は悪いと思われます。地元の方は利用するようですが余所者の山スキーヤーには判断力が必要でしょう。
 
 登りに利用した林道終点に至る沢ルートも全層雪崩により林道を下降しました。下部の沢筋は気温の上昇とともに避けたい所です。
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