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.  ルート図   梅花皮滝
 2004年 山スキーの記録
yamayama.s.

 6月11日 飯豊連峰 滝沢                             

 飯豊の沢の中でも登攀性が高い滝として知られる梅花皮滝、沢登りの対象としてはレベルが高くて遠い憧れに過ぎない。地図を見ると滝沢の源流部を下降して滝の落ち口まで到達できる可能性は有る。
計画では4月の下旬に偵察を兼ねての山行を考えていたが、日程の都合がつかなかった。時期は遅いが今回、あわよくば梅花皮滝の落ち口に立ち高見の見物を決め込みたいと目論んでいたのだが・・・。

【日程】 6月11日 天候:晴れ
【山域】 飯豊連峰 滝沢源流部
【ルート】 飯豊山荘→石転び沢→滝沢→梅花皮滝
      往複
【マテリアル】 K2ミニミー+ディアミール
      靴:TR9 (いずれも崩壊が近い代物)

 4時、天狗平のゲート前より歩き出す。沢沿いの登山道を歩き梶川を渡渉するが雪渓に上がれるのはまだまだ先。石転びの出合いが目前になってようやく雪渓も安定してくる。靴の交換をシュルントの横でしてるとゴンゴンと激流の音が響いてくる。

 6時、石転びの出合い。シールは持参してなく兼用靴で歩くが固く緩斜面の沢床は歩きにくい、膝への負担がきつい。年のせい?。

 9時、梅花皮小屋。予定より遅れているが、水場に直行して一息いれる。登山道を梅花皮岳に向かう。山頂から本石転び沢を確認する、やはり残雪はかなり後退していてそれなりの準備をしないと戻りの滑降ルートには利用はできません。

 10時、梅花皮岳の少し下より残雪があり、適当な場所で板を付け滑り出す。滝沢の源頭部は下るにつれ谷筋へと収斂し左曲する。斜度はそれ程でもないが斜度の変化や穴もあり少し緊張する、この大斜面を登り返すのも一仕事、下るのは楽なんですがね。

 下るにつれ雪面は固く立て溝が深くなり、ガタガタで足への負担がしんどい。この辺で戻ろうかと弱気になる。屈曲部を通過すると谷は直線的になり遥か先で見えなくなっている、多分その辺が今回の目標地点だろう。遠いです。

 残雪と新緑、そしてスラブの岩の色が山形側の沢らしい。深い残雪の中にあると言われる壮絶なゴルジュ、その光景を見た人間は果たして何人居るのだろうか。そんな雰囲気に心臓も少しワクワクドキドキ、久し振りです。

 右岸の赤つた沢を確認、圧倒的な水量が素晴らしい、写真を撮って暫し観賞。10時20分、傾斜が無くなりV字の谷の先に空間が広がる。雪渓の終点です。残念ながら目の前の落ち口にはロープが無いと安全には降りられそうもない。

 スラブの雰囲気からすると、やはり雪崩と落石は要注意。標高が低いだけに春先等は近づくのも困難だろう。どなたか滑降を目指す方が居れば、きっと遣り甲斐のある滑降となる事でしょう。

 さて、雨雲も接近しているようなので板を担いで登り返す事にする。流石に飯豊、尾根を一本越えるだけで素晴らしいツアーを堪能できる。懸命に登るがなかなか高度を稼げない、諦めて回りの景観を楽しみ、休み休み登る。

 梅花皮岳から登山道を下り、梅花皮小屋の水場で大休止とする、13時40分。後は下るだけなのでボチボチと滑走準備。上の方はまあまあの斜面も下るにつれガタガタで、転石も多い。やたらと多い山菜採り師を横目に板を担いでヨタヨタと下山。16時30分、出発地点に戻る。




        赤つた沢の入り口

      尾根を越えると本石転び沢

           小屋付近で

  滝沢の出合い、中央奥に滝の落ち口が見える

この付近から雪渓も安定してくる

烏帽子岳と本山、滝沢源頭部

エントリーポイントより、雪面は固い

開けた谷筋

最奥が多分目的地

雪渓が途切れる

雪渓の末端より梅花皮滝の落ち口

雲行きが怪しくなってきた

二俣、どちらも梅花皮岳に出る、雪が有れば
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