×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。


トップページ 山スキーの記録 山歩きの記録 ときどき日記 プロフィール
.  ルート図
 2004年 山スキーの記録
yamayama.s.

 4月16日 会津駒ヶ岳と三岩岳                                    

 南会津の駒ヶ岳と三岩岳。この周辺の沢と峰をつないで高度差3000Mの滑降を楽しもうと計画をしていたのですが、地図をながめていたら御神楽沢とミチギノ沢をつなぐとさらに充実するナ、と何時もの悪い癖でつい欲張ってしまう。

 累積3000Mの滑降か、御神楽沢&ミチギノ沢か、どちらか一方に集中するべきだったのでしょうが。はてさてその結末は。

 【日程】 4月16日 天候:晴れ 
 【山域】 会津駒と三岩岳
 【ルート】 会津駒→御神楽沢→三岩岳→大戸沢岳
       →下ノ沢右俣→駒登山口
 【マテリアル】 板:TRABシンテシ180+ディアミール
          靴:ユルユルのTR9

 4時、国道横のの駒ヶ岳登山口よりシール歩行を開始して駒ヶ岳山頂を目指す。横を流れる下ノ沢の水量が多い、920Mの標高でこの状態では御神楽沢の下部は通過が難しいかもしれない。気温は2度、雪はグサグサで先月末より積雪はかなり減少している。

 よく利用する左の沢も上の方の雪付きが確認できず、登山道の階段を登る。雪の無い登山道をわずかに辿り再度シールで登り出す。先が長いので抑え目のペース配分を心がける。トレースが多いのは流石に百名山、歩きにくいです。

 7時45分、少し強風の駒ヶ岳山頂に着。記念写真だけ撮り、シールを剥がして中門岳へと滑り出す。越後駒や高幽山の眺めが良い、気持ちの良い稜線漫歩を僅かに楽しみ中門岳で下降ルートを確認。

 御神楽沢へと伸びる北東の尾根をルートに下降開始。自身のシュプールが僅かに残る雪面は適度に締まり自由自在なターンが楽しめました。どこでも滑れる斜面は快適過ぎて張り合いは無いが、高度差で700Mの滑降を満喫。

 御神楽沢1384M地点に降りる、8時30分。次の目標のミチギノ沢出合いまでは直線距離でで3キロ以上あるが沢の中の行動は慎重を要する、何があるか判らないルートです。

 しばらく下ると水流がボチボチと出てきて小滝も見え始めた、水量が豊富です。1120M付近で小さく高巻くき、そろそろ下降を止めるかどうか迷うがもう少し行ってみましょうか。巻き終わるとまた安定した沢床が続いていた。

 小さな巻きで下降点を観察していたら、上の方からブロック様御一行がゴロリンと転がってきたので横にどいて道を空けてあげた。皆さん元気ですね、この辺からできたてのブロックが転がっていて怪しい雰囲気となってきます。

 9時、高度計で1050M付近でブロックが大きく沢を塞ぎ通過が困難となる、シールを付けて少し戻り強引に段丘に上がり作戦会議。ミチギノ沢出合いは1011Mで間もなくの距離だが、既に予定コースタイムは過ぎている事もあり前進を諦め三岩岳へと登り出す。

 少し登って尾根上より反対側を見ると見覚えのある坪入山を確認、下にはミチギノ沢があった。尾根を辿るか沢に下りるか悩む所だが、尾根の状態が今の所は良いので尾根を詰めてみる。地図では上の方が狭くなっていて少し不安は残る、時間的な面で。

 1615M付近よりキノコ雪くずれの残骸や雪庇の分断などで通過に手間取り出す。左にはミチギナ沢右俣の源流部の広大な斜面が広がっている。再度行き詰まると尾根を諦め、シールを剥がし斜滑降で沢へと降りた。

 再度シールを貼り歩き出すが、やはりこちらの方がペースが良いです。疲れて一休み、付近の斜度を傾斜計で計測すると30度から35度の斜度。ダケカンバやブナのある広い斜面は斜度や距離の感覚がずれる感じですが、この斜面も見た目は25度前後にしか見えなかったので計測してみて意外でした。

 高幽山や周囲の山々の眺望を楽しみながら、少々ペースダウンの登高でようやく三岩岳の山頂に着く、13時30分。反対側に広がる下大戸沢源流部は広大で30度前後の快適斜面が誘惑的でヤバイです。時間的には1時間以上の遅れがあるのでここは見るだけ。アップダウンの少ない稜線を気持ちよく歩いて大戸沢岳を目指す。

 15時、大戸沢岳。思ったより遠い山頂に時間も掛かりました。これより下ノ沢源流部へと下降する事にして早速滑り出す、下でゆっくりする事にして。最初は少し急だがじきに手頃な斜面になる。所々に露岩が出てたりして雰囲気は良い。最後の落ち込みを通過しようとすると進行方向に遠く熊の様なカモシカがいた、仕方なく薄い藪をトラバースして沢床へと一気に降りる。

 15時30分、源六郎沢出合い1420Mで付近を偵察して尾根に取り付く弱点を探す、少し下るが似たような感じで結局は二俣より尾根に取り付き夏道のある尾根上1650Mを目指し登る、最後の登りなので少しガンバってしまう。

 雪質は柔らかいが滑りやすい尾根上のツアールートを快適に下り雪の消えかかった沢筋を降りて登山口に戻る、17時15分



 滑降高度2400Mとミチギノ沢手前での転進。今回はあれもこれもと欲張り目標が掴み切れなかったのが反省点です。でも尾根と沢筋からの滑降は素晴らしかった、次回ルートと時期を練り直してまた来たいものです。



1420Mの二俣まで確認できる35度前後の傾斜が続

二俣から大戸沢岳山頂方向。スキー向きの快適斜面ですがこの辺りはどこ滑っても当たりでしょう。

駒の山頂で、先月末に比べて1M以上積雪が減少

駒から中門岳への稜線、天気がよければ快適

中門岳から御神楽沢へ、奥に高幽山の山並み

御神楽沢より下降に使った尾根を振り返って

下部の方は水流が出てきて巻きが入る

三岩岳への尾根、雪庇の乗り越しと巻きに手間取る

ここで尾根を諦め沢へと斜滑降で降りた

三岩岳山頂から大戸沢岳への稜線

三岩岳。直下の楽しめるスロープは時間切れで見送り

大戸沢岳山頂より下ノ沢源頭へ、奥に燧岳
トップページ 山スキーの記録 山歩きの記録 ときどき日記 プロフィール